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収穫終了! JAこしみず『小麦乾燥調製工場』を訪ねました

北海道は短い夏に終わりを告げ、郷愁の秋を迎える時期となりました。

網走地区で収穫が終了したと聞き、8月21日、JAこしみず「小麦乾燥調製工場」を訪問してきました。

巨大な工場です。

1本(500㌧)の高さ約20mのサイロ×37本で18,500㌧の小麦を保管できます。

小麦は収穫、調製後に製粉工場へ出荷されます。

生産者→製粉工場までの工程

製粉工程についてはここをクリック
JAこしみず農畜産部農産課  古川慎也係長にお話を伺いました。
「今年は干ばつの影響を心配しておりましたが、想像していたより収量が多い年でした。また品質も良く、安心してお使いいただけると思います。」

『きたほなみ』

『春よ恋』

現在、この調製工場では従業員が交代で24時間フル稼働しており、調製が終了する10月上旬までは、多忙な日々が続くとのことです。

JAこしみずにおける、小麦品質向上のためのポイントについて2点程伺いしました。
1点目は、この調製工場には「刈取適期判定場」(「受入れ前の下見チェック」)という関門の存在です。

『刈取適期判定場』収穫時期は長蛇の列ですが、品質向上のために実施。

まず刈取りを開始できそうな畑のオーナーは、その畑から少量を刈取り、この刈取適期判定場に持ち込みます。
水分測定と農産物検査員による目視での品位審査を行い、合格できたもののみ収穫が許可され、受入れを行います。
この関門があるため、生産者の小麦を見る目も一段と向上しているとのことです。
この「刈取適期判定」は平成12年頃から始められており、今回お話を伺った古川係長については、『全道農産物鑑定研修会』の小麦部門において、今年で3連覇を達成されており、その確かな目で品質を見極め、安定化に努めていらっしゃいます。
2点目は、JAこしみずのこの小麦乾燥調製工場では、サイロ毎に評価された成分や外見から判断し、必要に応じて保管サイロ同士のブレンドを行います。これにより、品質を更に安定させることができているとのことです。
今回、こういった生産者の品質向上への努力のおかげで、我々は高品質の小麦を仕入れることができることを初めて知りました。
このように全道各地では26年産の小麦が仕上げられてきます。
我々としても、皆さんの努力に感謝し、その努力に負けない位の高品質の小麦粉を作り上げていかなければと、改めて強く感じました。
お忙しい中ご対応いただき、ありがとうございました。

収穫後の小麦畑です。きれいに一掃されています。

2014年9月17日
作成/管理部 リーダー 廣岡 直浩

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